Cognitoによるユーザ登録時の検証コードの送信元アドレスをカスタマイズしてみる
どうも!大阪オフィスの西村祐二です。
Cognitoを使ってユーザ登録の仕組みを作ると、 ユーザ登録時のメールアドレスに対して、検証コードが送信され、 そのコードを入力してもらい登録が完了するといったフローでユーザ登録することができます。
その検証コードの送り元のアドレスを今回は違うアドレスにしてみたいと思います。
デフォルトだと下記画像のようなアドレスとなっています。
Cognitoを確認
送信元アドレスの変更はCognitoのマネージメントコンソールから設定できます。
下記画面のように 「メッセージのカスタマイズ」をクリックし、下のほうにある「カスタムのFROMアドレスの追加」で設定できます。
ただ、事前にSESでアドレスの設定を行っていないとアドレス設定ができないので、 SESのマネージメントコンソールから設定していきます。
SESでメールアドレスを設定
マネージメントコンソールの「Email Addresses」をクリックし、「Verify a New Email Address」ボタンをクリックします。
▼今回はGmailのアドレスにしてみたいと思います。
▼確認メールを送信したむねの表示がされるので、Gmailの受信ボックスを確認します。
▼確認すると確かに確認メールが届いています。リンクをクリックして、承認します。
▼承認すると下記画面に移動します。
▼SESのマネージメントコンソール上でのステータスが「verified」に変わっていることがわかります。
これでSESでの作業は完了です。 Cognitoでメールアドレスを設定します。
Cognitoでメールアドレスを設定する
はじめに確認した設定のところをクリックするとSESで登録したメールアドレスを設定することができます。
これで「変更の保存」をクリックするとメールアドレスの変更は完了です。
動作確認
Cognitoからユーザ登録してみます。
想定どおり、設定したアドレスから検証コードがとどきました。
さいごに
いかがだったでしょうか。
Cognitoをつかったユーザ登録時の検証コードの送信元アドレスをカスタマイズしてみました。 簡単に送信元のアドレスを変更することができました。
誰かの参考になれば幸いです。